2007/02/17

Audacity of...

以前も書いたように、Audacity of Hopeはバラク・オバマの近著である。今この瞬間で見る限り、Amazon.comでは第10位に入っている。注目されている証拠だろう。

しかし、しつこいようだが、自分はまだ読めていない。まだDreams of My Fatherの200頁近辺なのだ。まだ半分もきていない。で、Audacity of Hopeは384頁。しかもハードカバーで重い。

と思っていたら、Newsweekがこんな記事を載せて来た。

「私たちは本を読んだ。あなたたちが読まなくて良いように」。プリントアウトしたらたったの3頁。泣かせる。

でも自分はこの記事は読まない。何せAudacity of Hopeだ。希望は大胆なのである。

Dreams of My Fatherは発見の多い本だ。たとえば、オバマが最初に政治運動に足を踏み入れたのはシカゴ郊外。製造業の衰退と共に、周囲から取り残されていこうとする地域だった。残っていた鉄鋼工場(LTV Steel)の撤退も決まり、ようやくそれなりの生活を手に入れていた黒人の親たちは、自分たちのやりとげたことに誇りを感じながらも、築き上げたコミュニティが子供たちに引き継がれない可能性に直面していたという。

と、この辺までしか読めていないのだが、こういった活動をバックグラウンドにもつオバマが、たとえばグローバリゼーションにどういう感触をもっているのだろうか、と考えさせられる。

やはり、読まなければならないのだ。

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